2008.03.06 Thursday
クール・ブイヨン
クールブイヨン
フォン・ド・ヴォなどの難しいフォン(だし)については、論じようか論じまいか未だ迷っています。というのは、材料が手に入りにくいし、時間がかかる上、ご家庭でそれほど大量に使うこともなく、結局は劣化してしまうのでは?という思いがあるからです。少量で作ることも難しく、手間もかかりますので、これらは以前に紹介したキスコのフォンを利用されることをお奨めします。
さて、今回のクールブイヨンは、手軽に、そして手に入る材料で作ることができます。用途はエビなどを下茹でするときや、魚を煮るときなどにも使います。茹でた煮汁をソースにでもしない限り、ある程度適当でもさほど問題ありません。
言ってみれば、素材のクセなどをとる目的と、香りをほどよくつけるためにクールブイヨンで茹でるのですから。
- [1] 材料
普段は材料を書かないのですが(素材の大きさなどにより変化するため所詮、目安にしかならないので)、一応、だしと言う事で、書いておきます。ただし、分量は変えても別に構わないと思いますし、色々な料理本でも多少の違いは有ります。
- 白ワイン 400ml
- ニンジン 1本
- 玉ねぎ 1個
- セロリ 1本
- 水 1リットル
- 白ワイン酢 50ml
- 黒胡椒 5粒
- パセリの茎 1本
- ローリエ 1枚
- [2] 作り方
- 玉ねぎ、ニンジン、セロリは皮をむいておきます
- 皮をむいた玉ねぎ、ニンジン、セロリを薄切りにします。ニンジン、セロリは長さ 5cm ほどの薄切りにします
- 鍋に全ての材料を入れ沸騰してから 20分煮て、漉します
- 余った分は余熱が取れたらタッパに入れて、冷凍保存しておくと良いでしょう