いよいよユーロが始まった!
いよいよ、私にとって今年最大のイベントであるユーロ2008が始まりました。正直、オリンピックよりはるかに楽しみにしています。
世界の4大スポーツと言われるオリンピック、ワールドカップ、世界陸上、アメリカズカップのワールドカップよりある意味楽しめます。
それは、ワールドカップでは、北中米、アジアなどの知らない国がたくさん出てきますが、ユーロでは大半が知っている国、知っている選手が高度なレベルで争うからです。
今回も難しいグループがあります。各グループ分けは下記です。(赤文字、私見での優勝候補。太文字、私見でのグループリーグを勝ち抜けそうな国、イタリックは私見で勝ち抜けることが出来そうだが、ライバル次第という難しいところ)
- Group A
- Group B
- Group C
- Group D
各グループを見ていくと、グループAはすでに昨日一回目の対戦が行われ、生中継で見ていた試合ではチェコがスイスを 1-0 で破り幸先の良い一勝をあげています。
ここは前回大会、開幕戦と決勝戦でギリシャに破れ地元での優勝を逃したポルトガルが、FW クリスチャーノ・ロナウド、MF デコ、DF リカルド・カルヴァーリョという核をもっているだけにグループリーグを抜け出し、ベスト4 くらいまでは進んで来そうです。
対抗はチェコ。ネドベドが去りまいたが、ロシツキ、コレル、バロシュと優れた選手がいるのですが、ロシツキは怪我で参加できず、バロシュも精彩を欠くそうなので予選を抜けるのが精一杯か。
グループB はドイツが抜き出ているように思えますが、予選でイングランドを沈めたクロアチアも脅威です。ただクロアチア、そしてポーランドは共にワールドカップでも予選は強いが本戦に入るとパッとしないことも多く(前回ワールドカップでは共に予選は一位通過しながら、本大会のグループリーグで沈みました)、バラック、クローゼ、ポドルスキ、フリングス、シュヴァインシュタイガーと先のワールドカップ経験者に加え、シャルケのエースクーラニーや新星マリオ・ゴメス(シュトットガルド)など楽しみが多いドイツがベスト4まで進んで来そうです。
グループC は死のグループです。しかも、このグループ、予選でもイタリアとフランスが、オランダとルーマニアが同居しており、リマッチの様相でもあります。個人的に一番期待したいのが我等が、レ・ブルー。フランスです。今年のリーグ1 で得点王になった新星ベンゼマ(リヨン)、ワールドカップでは新星だったリベリも成長し相変わらず手堅いボランチの二枚(ヴィエラ、マケレレ)らベテランとうまくかみ合えば、優勝も期待できると思います。ただ、ベテラン勢のスタミナが心配なところ。
そのフランスのワールドカップで戦い優勝したイタリア。ブンデスリーガ得点王のトニらを始め、スター選手が目白押し。しかし、2006年のバロンドールであるカンナヴァ−ロの怪我での出場回避がカテナチオに思わぬ抜け穴を作ってしまっていないかが心配。
ダークホースと言っては失礼に当たるのがオランダ。
ロッベン、カイト、ファン・ペルシー、ファン・ニステルローイと攻撃力は相当なもの。キーパーのベテラン、ファン・デル・サールもチャンピオンズリーグでは優勝したマンチェスターUのキーパーで安定感が期待できるし、フランス、イタリアと三つ巴になりそう。
ルーマニアも目立った選手はムトゥくらいしか知らないが、侮れない。まさに死のグループでここの勝ちぬけに消耗するようだと決勝トーナメントで思わぬ敗戦をして去ってしまうかもしれない。
グループD はスペインと他の三国のうちどこが勝ち抜けるか。になるだろう。
フェルナンド・トーレス、ビジャ、セスク・ファブレガス、イニエスタ・・・・。ラウルが居なくなってもタレントの宝庫。しかし、予選などでは無敵艦隊と言われることが多くとも、大きな大会ではなかなか好成績を残せないスペイン。この大会で、1984年のフランス大会以来の大きな勲章を手に入れることが出来るか。
残り三国はどこが勝っても不思議ではない。
リュングベリ、ズラタン・イブラヒモヴィッチらのスェーデンが少し有利かと個人的には考えるが、全大会の再来とばかりギリシャの守備陣が活躍することも考えられるし、ヒディングマジックのロシアも捨てがたい。
個人的には、ポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスからベスト4 が決まると思えるが、思わぬ伏兵が勝ちあがってくることもあるだろう。
どのような戦いが繰り広げあれ、どのような結果が待ち受けるのか。これからの約一ヶ月が楽しみだ。
そう言う事で、多分、更新スピードが落ちることになると思います。