母の日の料理 2010
昨年の母の日は、Casa M のオープン時期と重なったこともあり、母の日は Casa M でしましたが、今年は各自の予算もないと言う事で、自宅で私が作ることになりました。
まずは食前酒も兼ねて、ボランジェの NVを。
相変わらず、力強い味わい。NVで¥6500 は、少し割高ですが、満足感が違います。
前菜の一品目は中村屋さんのスモークサーモンを。
紅鮭には塩茹でしたアスパラを巻いています。
もう一つはアトランティックサーモン。
前菜の二品目はシャルキュトリの盛り合わせ。
粒マスタードが乗っている一品だけ、手製のシュークルートの残りの塩漬けの豚の蒸し煮の冷製です。
これを食べてもらっている間に、次の料理を作るために、あえて、挟みました。
ここまでをシャンパンで。
魚の代わりに今回は、以前掲載した鶏胸肉の詰め物のクリーム煮 ポルチーニ風を。
少し多めにトリュフ・タルトファータを詰めています。
鶏肉までをヴィレ・クレッセで、赤は、Ch・ピション・ロングヴィル・コンテス・ラランド 85 を。
尚、私たちが飲んだコンテスの空瓶。実家に置いておいたら、母に捨てられてしまいました orz
なので、この写真はネットから落としたものを加工しています。メインのワインの画像が掲載できなくてショック・・・・。
パスタはエディーさんの作った豚ばら肉のラグーのペンネ。
ワインとは、いまいち、あわないものの、味はおいしい。
メインは後日掲載予定の、仔羊の低温ロースト・トリュフ風味、香草のサラダ添え。
大元はロブションのパストラル・ダニョーです。
仔羊を掃除して、脂身と身の間にトリュフ・タルトファータを詰め、脂面に卵黄をつけ、サマートリュフのみじん切りを付けて、表面を焼き固めた後、アルミホイルで包んで、120℃のオーブンで 10分ローストして、10分休ませるのを、合計 4セット繰り返したもの。
ソースはジュ・ダニョーを煮詰め、サマートリュフのジュースを少量と、サマートリュフの微塵切りを少量加えたものです。
サラダはサラダ菜、ルッコラ、ベビーリーフ、スペアミント、クレソン、バジル、セルフィーユ、イタリアンパセリ、ディルをドレッシングであえたもの。
ドレッシングはピーナッツオイルとシェリーヴィネガー、サマートリュフのみじん切り、サマートリュフのジュースをあわせ、最後にトリュフオイルと白トリュフオイルをあわせたものになります。
これには、まだ果実味を残しながらも熟成感あふれるコンテスとバッチシ。
本来は冬のトリュフで行なう所ながら、サマートリュフなので、少し香りが弱い。
また、肉の味が少し弱く感じたので、もう少し、脂をつけてもよかったかもしれません。
掲載までに、もう一度、実験してみます。
チーズを食べて、食後はシガーと食後酒を。
シガーは、パルタガス・プレジデンテとベガスのユニコス。
酒はモヒートと、シングルモルト、ピノ・デ・シャラント、コニャックを。
以上で、父、私、エディーさんで料金を分け合って、赤ワインは抜きにして、各自¥10000と、外で食べるに比べて、やはり安く付きます。
しかも、スモークサーモン、パスタのソース、オイルなどは残ったので、実質、これ以下でしょう。まあ、私が持ち込んだ、サマートリュフ、トリュフオイル、トリュフ・タルトファータ、ブイヨン、料理用の酒などの代金は入っていませんが。
母にも、まあ満足していただけたようで、良かったです。